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軒天（のき天）とは外壁から外側に付き出した屋根の延長の裏側の天井部分のことです。軒裏天井、のき天井、軒うらとよばれることもあります。

軒天の役割は

１、屋根の垂木（たるき）や野地板を隠す意匠的な役割

 

２、不燃材を使用することで、火災の際延焼を減少、防止する安全面での役割

 

３、有効板（多数の穴が開いている板）や換気口を取付て外部から空気を取り入れて結露やカビを防止する換気の役割

 

４、軒の長さがあることで、直射日光を遮る役割、雨、風を防ぐ役割

 

軒天は、建物にとって重要な役割がいくつもあります。軒天の無い建物も意匠的にありますが、建物的には軒の長さや、軒天井が大切です。