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ZETとして認められると補助金を受けることができます。（建築スケジュールと補助金スケジュールが合う場合）そのためには、細かな要件が定められています。そのポイントは、断熱、省エネ、創エネ戸いう３つの要素です。

断熱：ZETとして認定されるためには暑さや寒さに影響されにくいように断熱性能を高めることが必要。断熱材や窓の性能を高めます。断熱性能が上がれば、冷暖房に使うエネルギーを減らすことができます。

省エネ：省エネには、ＨＥＭＳ（ヘムス）という、住宅内の消費エネルギーと太陽光等で創るエネルギーを確認できるシステムが必要になります。また省エネタイプのエアコンや、少ないエネルギーでお湯を沸かせる高効率な給湯システム、消費電力の少ないLED照明などの導入が必要です。

創エネ：ZETでは太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーシステムを備えることが求められます。この「創エネ」で創り出すエネルギーが、消費エネルギーを上回るようにしなけれはなりません。

2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の過半数をZETにすることを目指すと閣議決定されたのが2016年。2016年には2020年度までに自社で提供する住宅の過半数をZETとするを宣言･公表した住宅事業者を「ZETビルダー」として登録する制度がスタートしました。